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二輪と深夜とロックンロール

ジャズとロックとバイクと喫茶店とそれらが出てくる本が好きです。元『東京文系大学生』。

レコード屋「ココナッツディスク」に教わった、素晴らしい東京シティ・ポップバンドたち

音楽

僕のこれまでの生活はココナッツディスクと結びついています。

ココナッツディスクというのはこんな店。

 


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www.coconutsdisk.com

 

ココナッツディスクは、池袋・江古田・吉祥寺・代々木に店舗がある(これは僕の使用頻度順)。僕がCDを自分で探し、モノとしての所有することの楽しみを覚えた場所であり、レコードを買うようになったきっかけの場所でもある。そしてなにより、僕にいろいろな音楽を教えてくれた店です。

初めて訪れたのは確か中学二年の時、ジャズを聴き始めた頃で、ジャズの名盤を探すならレコード屋だろう、ということで行ってみた。するとそこは夢の国。年代・地域を問わず、素敵なジャケットが店中に並び、棚という棚に所狭しと宝が眠っていた。

そして店に通うようになった。ツイッターも全店舗フォローしてしまい、気付けばココナッツディスクがツイートするYouTubeのリンクや入荷情報をことごとくお気に入り登録する機械となってしまった。そんなココナッツディスクは、幅広く音楽を網羅しつつも、東京のインディーズバンド、特にシティ・ポップ(一部のバンドはこの表現を嫌っているけれど)に強い。ここでは、この素敵なレコード屋によって教えられた素敵な音楽の一部を紹介したいと思います。僕がこういう記事書くのが好きだからです。

 

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ミツメ

ささやき

www.youtube.com

ミツメは凄い。これが東京の若者だ!という感じ。日本のロックなんて、と思っていた高校時代の僕は、ココナッツディスクの店内で流れていたミツメを聴いた瞬間に痺れてしまった。この後に挙げるバンド達も全て、ミツメの影響を受けているだろう。

こういう、緩いけれど鋭く、明るいけれど悲しい、というのが今のシーンの核なんだと思う。歯切れいいギターサウンド、透明な男性ボーカル、タイトなリズム、教科書のような完成度です。

 

スカート

ストーリー

www.youtube.com

スカートも凄い。ミツメと並ぶ、インディーズバンドたちの先輩という感じでしょうか。何よりも、ジャケットがいい。ものすごく、ジャケットがいい。勿論MVも良い。そしてスカート本人は冴えない太った男性。その時点で完璧、だと思う。

ココナッツディスクにおけるスカートの宣伝文句は、「全てが傑作」。こういう人がいるならまだまだ日本も大丈夫、なのかもしれない。

 

森は生きている

森は生きている

www.youtube.com

森は生きているは僕が一番聴いているバンドであり、このバンドによって僕は「ココナッツディスク界隈」(この記事に挙げているようなバンド)を追いかけることを決めた。特にこの「帰り道」という曲は、以前の記事たちにも頻繁に登場している。つまり大好き。

晴れの日も、雨の日も、暑い日も、寒い日も、森は生きているというバンドは寄り添ってくれる。夏の夕方に聴こうものなら、自然に泣いちゃう。最新作では敢えてそういった分かりやすい感情性を抑えて、より深い音楽の世界に入っていった。素晴らしいミュージシャン。

 

Yogee New Waves

PARAISO

www.youtube.com

僕が今一番ハマっているバンド。上記3つのバンド達よりも少し後輩。というか僕と同年代で、さらに言えば友達の友達(エヘン)。CLIMAX NIGHTはもうアンセムと言って良いんじゃないか。

ボーカルを務める角舘健悟はまさに音楽に生きる男。ミツメの影響を公言しつつも、独自の世界を作っていくYogeeは、僕のあこがれである。このバンドを好きにならないのは、2015年に生きる上であまりに勿体無い。

 

吉田ヨウヘイgroup

paradise lost, it begins

www.youtube.com

何を隠そう、このバンドのフルート奏者はココナッツディスク江古田店の店員だ(厳密にはホーン・セクション等はサポートメンバーのようだけれど)。彼女から僕は何度もCDやレコードを買った。また彼女は「江古田飯」という、江古田のグルメを紹介する企画を行っており、最新作「paraise lost, it begins」には江古田飯mapが付属していた。

これまで紹介したバンドとは一味違い、東京的な(はっぴいえんど的な、山下達郎的な)サウンドではなく、民族音楽を感じさせる独特の音楽が特徴。どれくらい独特かといえば、アコースティックセットのライブではファゴットとフルートがホーン隊だ、と紹介するだけでも伝わります。

 

阿佐ヶ谷ロマンティクス

春は遠く夕焼けに/後ろ姿

www.youtube.com

阿佐ヶ谷ロマンティクスは、某W大学(Yogeeと同じ)の中南米研究会のメンバーによって結成されたバンド。ロックステディ・レゲエ・スカなどを消化しつつ、良質なシティ・ポップに昇華させている。今うまいこと言いました。

デビューアルバム「阿佐ヶ谷ロマンティクス」が発売になった時、ココナッツディスクでは特製チロルチョコが配布された。まさにココナッツ密着型バンド。僕と同い年の彼らが毎日一歩ずつ前進していく様を見るとなんだか、負けてられないなあと思ったりします。

 

Homecomings

Somehow, Somewhere

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いやもう、この「Somehow, Somewhere」のジャケは良すぎます。ココナッツディスク界隈のバンドはジャケに優れたものばかりなのですが、というか東京の風景を少しレトロに加工した感じのものが多いのですが笑、このジャケはスカート系列のイラストで、シンプルながら一目見たら忘れられません。

力強いギターサウンドに、芯のある女性ボーカルが乗った、前を向いたサウンド。元気が出ます。

 

never young beach

YASHINOKI HOUSE

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このジャケも可愛すぎる…。この「あまり行かない喫茶店で」の音作りは陽気でとても楽しい。こういうバンドが売れていったら、世界に誇れる東京若手シーンはもっと活気づくはず。

never young beachは新作発売記念のインストアライブをココナッツディスクで行う予定だったのですが、諸事情(なんだろう)で発売が延期になり、ライブも延期になりました。でも確か7月頭に発売・ライブが決まりました。行きたいなあ。

 

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ということで、いくつかのバンドを紹介しました。踊ってばかりの国藤岡みなみ&ザ・モローンズ、lump、などなど他にも素晴らしいバンドは多いこのジャンルなので、ココナッツディスクによる今後のピックアップにも期待大。まだまだいろんなバンドが居るんだろうなあ。

ちなみにたった今ココナッツディスク池袋店(ココ池)に行った帰り、すぐ側の喫茶店でこの記事を書きました。

 

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