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二輪と深夜とロックンロール

ジャズとロックとバイクと喫茶店とそれらが出てくる本が好きです。元『東京文系大学生』。

楽器を盗難された際の警察の対応がクソだったこと①

何日か前に新聞を読んでいたところ、千葉県警が交通事故の数を減らしたいという崇高極まりない志のもと、幾年にもわたって交通事故による死亡数を捏造して(書類上は病死に書き換えて)サバ読みしていたとのニュースがありました。反吐が出そうな気持ちを抑えながら、以前僕が経験した警察絡みの嫌な思い出を久しぶりに振り返ることができたので、折角だからといってはなんですがここにまとめておきたいと思います。

僕は二年経っても全く許していません。
 

楽器の紛失

目の前が真っ暗とはまさにこの事、絶望しながらも以下の連絡を取りました。

 
・当該ラーメン屋に、今後楽器が届けられたら連絡をくれるように依頼
・交番へ行き、遺失物届けを提出
 
ここまでは正直に言って完全に僕の落ち度です。それ以来、飲食店に行っても楽器は目の届くところに置いてもらっています。
 

警察による遺失物管理システム

各都道府県の警察に届けられた拾得物は、提出されている遺失物届けと照合され、一致しそうな届けがある場合には遺失者に連絡がいきます。一致する遺失物届けが無い場合も、3ヶ月間は保管されるとともに、その間ホームページにて拾得物リストが公表されています。
3ヶ月経っても遺失者が判明しない場合、拾得者に所有権が移行します。
 

見つからないまま3ヶ月経過

まず僕は、楽器は盗難されたものと考えました。盗難された楽器はほぼ全ての場合売却されるため、都内の多くの楽器店に出来る限り足を運び、自分の楽器のモデル名とシリアルナンバー、ケースの外観などを伝えました。もしもその店に売却されてきた場合は受け取らずに僕に連絡してもらうようお願いするためでした。
また、足を運びきれない楽器店にも連絡するため、全国規模の楽器店連盟にも連絡を入れて、一斉に周知してもらいました(数千円取られた)。それ以外には、各オークションの監視、ハードオフなどリサイクルショップへの問い合わせ、そして上記警視庁の拾得物リストのチェックなどを毎日続けました。
ちなみに、SNSでの拡散は行っていません。これを行うと、盗難者が発見を恐れ、より分かりにくいところに売却するか、暫く手元に置くなどの行動を取る可能性があるからです。
それでもどこからも何も連絡が来ません。盗難され売却されたのでなければ警視庁の拾得物リストに出るはずだし、そもそも警視庁から直接連絡が来るはず。楽器店に売却されたのであれば、ほぼ確実に店から連絡が来るはず。
ということは、調べきれなかったリサイクルショップに売られたか、誰かに所有されているか、どこかで捨てられているという可能性以外には考えられません。よって、僕は諦めずに可能性のありそうな店を調べては電話をかけ、時間を見つけては街を歩いて楽器を探しました。
しかし、3ヶ月間なにも手がかりは得られませんでした。
 

楽器店からの連絡

「以前連絡を貰っていた型番・シリアルナンバーの楽器が売却されてきた。しかし事情が複雑で、すぐには渡すことができない。店に来てもらいたい」

とのことでした。事情が複雑?どういうことだろう、と思いながらも、楽器が発見された奇跡に感謝しました。その日のうちにその楽器店に赴くと、思いもかけない真相が明
らかになりました。
 

警視庁の許されない怠慢

楽器店に行くと、すぐに楽器を見せてもらえました。
「間違いない、これは僕の楽器です。どうしてお渡ししていただけないのでしょうか」
たまらず尋ねたところ、次のことを聞かされました。
 
・楽器はラーメン屋から盗難されたのち路上に放置され、発見者が交番に届けていた
・上記のシステムに則り3ヶ月間保管されたが、遺失者が判明しなかったため拾得者に所有権が移ってしまった
・権利を得た拾得者は僕の楽器を売却した
・買い取りは終わってしまったので、また僕が自分の楽器を店から買わなくてはならない
 
何がなんだか分かりません。保管されていたのなら、何故僕の遺失物届けと照合されて僕に連絡が来なかったのでしょうか。
どう考えても、遺失物届けと拾得物の照合を怠っていたのだとしか考えられません。うっかりしていましたで済む問題ではない。
楽器店に、買い取りを中止して僕に楽器を渡してもらえないか、また売却してきた人の連絡先は聞けないか、とお願いしましたが、どちらもあまり良い答えは返ってきません。楽器店・売却者(拾得者)ともに、正式な手続きをもう終えてしまっている以上、もうこの件に関わりたくないという態度のようです。
些かの不満は残りますが、それでも楽器店はこのように連絡をしてくれたし、拾得者がちゃんと警察に届けてくれたことは事実です。
 
やはり、この事態を招いた警視庁に直接交渉するしかありません。買い取らなければいけないというなら金は払う(事実、出来る限りに値段は下げてもらえるということで格安ではあった)。金の問題では無く、警察ともあろうものが杜撰な仕事をして、人の所有物を他人に渡したことが許せなかったのです。
 
 
長くなったので、警察への糾弾、警察官が僕の家まで来て何度も言い合ったこと、などは次に回したいと思います。
 
・書きました↓