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二輪と深夜とロックンロール

ジャズとロックとバイクと喫茶店とそれらが出てくる本が好きです。元『東京文系大学生』。

今週の刃牙道(90話)感想 どこまでいくんだ本部以蔵。俺達のジャックと紅葉は生きているのか。

刃牙

今週も本部以蔵は絶好調。バキシリーズの大人気おっちょこちょい解説者であったはずの本部、2015年をフルに使って上げ描写が続き、いつの間にか作中トップクラスになっています。

 

先週の引きで突然ガイアが登場し、僕の中では最早意味不明となってきた本部周辺の人間関係。今週はガイアと本部が道場でイチャイチャし、一方で勇次郎と武蔵は平然とバーでウィスキーを飲む。決闘しろよ。自衛隊最凶、素手で戦車部隊壊滅、ミスター戦争、オーガに並ぶ戦闘力…ガイアの二つ名は尽きない所でありますが、そんなガイアは実は本部の弟子でした。道場で本部と軽く立ち合い、ガイアは成すすべなく本部に縛り上げられて床に転がされます。も、本部…お前すげーよ…。余談ですが今週のガイアの顔はどう見ても別人格であるノムラです。実はノムラが本部にボコされただけで、ガイア人格が出てきたら本部は手も足も出ないかもしれません。

 

酒を飲んでいる勇次郎と武蔵も口々に本部を褒める。曰く実戦屋だそうです。確かに、グラップラー初期から本部は「本部流実戦柔術」「超実戦派」「(並の柔道家と比べるのは)リトルリーグと大リーグを比べるようなもの」などなど、超すげー感じは出していました。一人だけセリフのフォントが違ったし。要するに板垣センセは、ネットでの本部のネタキャラ扱いにどうにも我慢ならず、ここらでいっちょ花を咲かせよう、ピクル編で克己も覚醒したし今回もイケるやろ、と考えていらっしゃるようです。ケンコバにそう言ってました。

ちなみに武蔵はこれまで戦った現代の闘士たちを思い返しながら本部を褒めていますが、その脳裏に愚地独歩の姿はありません。独歩ちゃんは板垣先生の脳内からも引きこもっているようです。

 

書いていて分かりますが、前回からほぼ話は進んでいません。ガイアが踏み台にされただけ。来週以降も本部称賛の流れが続き、来春くらいには本部VS武蔵が繰り広げられていることでしょう。まあそれはいいとします。ただ、BAKIと範馬刃牙がほぼ無かったことになっているのがなんだか潔いというか、悲しいというか、複雑なところ。死刑囚、ライタイ、アライ、オリバ、ピクルなどを通して色々ヤバめなインフレを起こし、ストーリーも脱線してしまったバキシリーズですが、刃牙道ではグラップラー時代の設定が生き返り、強さの描写も以前より少し落ち着いています。漫画としては正しい軌道修正であり、願ってもないことだと個人的には思いますが、アライジュニアやゲバルなど時代に取り残された捨てキャラを愛する僕としては、彼らの存在が消されかかっている現状は寂しいものです。

 

ところで、烈と武蔵が戦っている時にジャックや紅葉が観戦しており、彼らの参戦も仄めかされていましたが、彼らは何処に行ったのでしょうか。ピクル編も渋川や鎬昂昇、寂海王などが華々しく登場したのち何もせずに消えました。今回も同じように彼らはフェードアウトしてしまうのでしょうか。

本部がこのまま武蔵に挑むのは間違いないとして、ジャック一人くらいならどっかでいきなり乱入もできますが、克己や郭海皇や鎬兄弟まで拾っていると滅茶苦茶話がダレてしまいます。どうするんだグラップラー達。とにかく早くジャックを救済してくれ。鬼の背中を出してくれ…。