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二輪と深夜とロックンロール

ジャズとロックとバイクと喫茶店とそれらが出てくる本が好きです。元『東京文系大学生』。

DCヒーローがやっと集まる。『バットマン vs スーパーマン』観てきました

公開初日に観てきました!新宿TOHOで大画面大迫力のTCX上映。3時間弱の長尺、前半は丁寧に、後半はド派手にという王道設計で非常に満足しました。以下ネタバレ有りで感想を箇条書きします。

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DCらしくシリアス、でもツッコミの余地も残すアメコミ手法

バットマンの両親の殺害から始まり、レックス・ルーサーの暗躍でスーパーマンとバットマンが踊らされていく過程、2人のバトルまで、とにかく重め。画面も暗い。マーベルが割とおちゃらけている今(シビルウォーは別ですが)、巻き返しを狙うDCはダークナイトでウケたシリアス路線を維持しています。マン・オブ・スティールの18ヶ月後という設定ながら前半はバットマンメインでじっくり心理描写されていくのも良かったです。

でもそこはアメコミ映画、ツッコミ所もちゃんとあります。

 

フラッシュが来た!アクアマンとサイボーグも出た!

とにかくなんといってもコレに尽きます。バットマン・スーパーマン・ワンダーウーマンまでは予告編で出ていましたが、その他DCヒーローもちょこっと出ていました。フラッシュかっけーっす!でも、作中『彼らメタヒューマンたちは人間に紛れている』と語られていましたが、アクアマンは思いっきり海底にいましたね。紛れてなさすぎる。あとサイボーグも見た目からしてサイボーグなので紛れられません。

 

ひみつへいきクリプトナイトの扱い

バットマンはスーパーマンの弱点、鉱石クリプトナイトを駆使して頑張ります。でももっと上手く使えば楽勝だったのではないか。音波攻撃とかしてる前にクリプトナイトガスをしょっぱなから噴射しろ。あと、クリプトナイトの槍をその辺に置いてどっか行くのは絶対ダメだろ。

 

話を聞かないバットマン

スーパーマンはレックス・ルーサーに弱みを握られたせいでバットマンと対峙しますが、出来れば戦いたくない彼は最初から『バットマン、私が間違っていた。話を聞いてくれ』と交渉します。でも全部無視してぶっ殺しにかかるバットマン。あと一歩でスーパーマン殺害というところまでいっておきながら、スーパーマンが『このままだと俺の母ちゃん死んじゃうんだよ』と言うとコロッと手のひらを返して『後は任せろ』というバットマン。どの口が言ってるんだ。

 

クリプトン星の怪物を倒すシーン

大方の予想通りなんやかんやで化物(DC世界屈指の敵であるドゥームズデイ)が現れて、スーパーマン・バットマン・ワンダーウーマンはみんなで協力するわけですが、倒し方おかしくないか。スーパーマンは自身の弱点でもあるクリプトナイト槍を構えてドゥームズデイに突撃、ドゥームズのパンチで自分の腹を貫かれつつも命を犠牲にして(もちろん誰一人騙されません)倒すという流れでした。最後の力を振り絞って槍を貫通させ、見事ドゥームズデイは死ぬんですが、よく考えてください。槍の先端だけがクリプトナイトだった以上、貫通させちゃったらクリプトナイト部分がドゥームズデイに接してないだろ!?普通の棒が腹に刺さっているだけの状態だぞそれは。

 

宇宙で核を浴びたスーパーマンが異常に安っぽいCGになるシーン

あのシーンだけ滅茶苦茶映像チープじゃなかったですか?代々木アニメーション学院の学生制作かと思った。他のシーンはあんなにかっけー!って感じだったのでギャップが凄かった。宇宙で太陽に光浴びてるという光の当たり具合の問題なのかな。

 

今後が心配なバットマン

今後DCワールドは拡張され、再来年のジャスティスリーグに向けて続々映画が公開されます。『ワンダーウーマン』、『フラッシュ』などヒーローをひとつずつ主役に据えていく手法もマーベルと同じ(『アクアマン』『サイボーグ』は既にコケる予感が凄い)。

味方にスーパーマンら超人がいる以上、敵も超強いはず。可哀想なバットマン、何も出来ません。おそらく今後も「前半に『男』としていい部分を持っていく⇨ラストバトルは傍観」という黄金パターンが繰り返されるでしょう。ドンマイバットマン。今作でもスーパーマンと戦うまえにベンチプレスしたり懸垂したりしてたけど、そういう問題では無いぞ。諦めろ。

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以上のツッコミは全て愛ゆえのものであり、とにかくいい映画でした。もうすぐシビルウォーとアポカリプスとデッドプールとスーサイドスクワットだ!全部楽しみです。