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二輪と深夜とロックンロール

ジャズとロックとバイクと喫茶店とそれらが出てくる本が好きです。元『東京文系大学生』。

いくえみ綾『トーチソング・エコロジー』を読みました。

いくえみ綾の作品はこれまで殆ど触れたことがなかったのですが、最近になって遂に読み始めました。いよいよ少女漫画の沼に落ちるのか。

ここのところは『トーチソング・エコロジー』を読んでいました。これが、絶対僕の趣味とは違うはずなのに、不思議と、とても惹きこまれました。ちなみに僕の趣味とはスカイ・クロラや岡崎京子のように不健全で美しいヤツ、ダーティ・ハリーのように男がカッコいいヤツの2つに大別されます。

トーチソング・エコロジーは退廃的ではないしポップだし絵柄も可愛いけれど、ちゃんと根底にテーマが感じられるのでよかった。

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トーチソング・エコロジー (2) (バーズコミックス スピカコレクション)

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トーチソング・エコロジー (3) (バーズコミックス スピカコレクション)

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全3巻完結のこの物語は抽象的で奇妙です。登場するのは役者見習いの迪(ススム)、高校時代の友人で既に死亡した駿、歌手を夢見る苑、あと諸々の幽霊、役者たちなど。正直、最初に表紙や帯を読んだ時は、あ、BL少女漫画か。と思っていました。でも実際はそんなことはなかった。同性愛は登場するけれども、決してファンタジー的扱いではない。幽霊なのにファンタジーじゃないってすげえ。

結局幽霊たちはそれぞれに居場所を見つける、というか、納得しながら消えた模様。駿は女優のかなえに語りかけながら「長居しすぎた」と言っていました。というか、かなえがこんなに良いキャラに育つとは!霊感少女兼現実世界担当兼ヒロイン。そして可愛い。

 

多分ですけど、いくえみ綾読んでる人ってcero聴きながら読んでますよね。全く根拠はないけど自信はある。ひねもす霧雨の 薄明かりが包む 白夜の火曜。

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