菊池成孔率いるTabooが贈るレーベルフェス「Great Holiday」新木場Coastに行ってきました。
その日曜は岐阜市内で昼過ぎまで普通に仕事させられていたので、15時の開演にはちょっと間に合わない。しかも、タイムテーブルを発表しないというふざけたシステムのせいで、もしトッパーがDCPRGだったらどうしようと不安で腹が痛くなった。よく考えるとそれはすでに腸炎の兆しだった。
フェスに登場したのは、結果的な出番順に、
ペペ
オーニソロジー
市川愛
ものんくる
SPANK HAPPY(!!!!)
けもの
JAZZ DOMMUNISTERS
DC/PRG
でした。自分は市川愛さんのステージから観れた。
いやあ、正直7時間オールスタンディングとかもう無理でしょ、参加者だいたいオッサンだろうし、と考えていたが、いざ観てみると休む暇ナシという感じ。
なんといってもスパンクス復活という目玉が、NKがODとかいう色んなバンドで目にするような気がするあの人を相棒にして復活するという目玉が、中盤。憎いねえ。
このイベントにはたまたま、岐阜市の同業他社の先輩も参加すると言うことで、前夜祭と当日ゴールデン街を決めたワケですが、ベストアクトは?という議題では「ものんくる」で一致しました。
この日でレーベルを卒業してソニー傘下のどっかしらへ移るというものんくる、けもののアメさんが「張り切ってた」と笑うほどエネルギッシュだった。個人の好みは置いておいて(僕自身ものんくるのちょっとポジティブすぎる笑顔エネルギーはたまに心が折れそうになる)、この日出たミュージシャンの中で「立っている場所が違う」と思わせるステージングだった。
1曲目の透明なセイウチで持っていっちゃうからなあ~。あんなん普通できない。ものんくるは、ジャズ好きなおじさんウケの良いバンドにとどまらず、ポップスとしてどんどん飛躍するんだろうな…。かっけー。
全部こんな調子で書くとキリがないので後は省きます。
・スパンクス、鳥肌モノだった。伝説を見ている感覚があった。
・ODのダンス、イケてるやんけ!あと普通に夏の天才とひこうきという2曲の完成度が高い。
・ジャズドミュ、意外にもサービス精神たっぷり。コールミータニオー。
そんでDCPRG。いや、最近ではサナバが最強のバンドだとか、やっぱヨギーでしょ、とか、いやいやすばらしか『2枚目』の郷愁はすげーぞとか、そんなんでしたけど、やっぱDCPRGが最強だった。
CIRCLE LINE ~ HARCORE PEACE
PLAYMATE AT HANOI
fka
構造Ⅰ
MirrorBalls feat OMSB(!!!!)
ドラムス秋元さんになってから初めて見たけど、かっこいいなあ。ロスガラ入ってれば一緒にやれたなあ…笑
でもベースは…アリガス、戻ってきて欲しいなあ。
怒濤のグルーヴに時間があっという間に過ぎた頃、菊池がMCを始めて、突然OMSBを呼び込んだ。夜電波で「スペシャルゲストは無し」言う手田やン家お前!
ミラーボールの演奏に乗せてオムスがラップ。フリースタイルだったっぽい。まあそりゃそうか。かっこよくて泣いてしまった。
で、新木場から新宿に移動して、三丁目の懐かしのバオバブで2杯くらい飲んで、ゴールデン街でがぶがぶ飲んだ。最終的に、ボクと先輩以外は行列まで含めて全員ホスト、という深夜の歌舞伎町二郎に行き、解散。
翌日月曜から39~40度の高熱と嘔吐、下痢に見舞われ、金曜までただただ横になるしかなかった。
おそらく先週金曜夜に焼き鳥屋で食ったミディアムの肝がいけなかったと思う。ほぼ確信している。もう二度と食わん。