岐阜シティにもすばらしいCD屋があることを知ってしまい、(岐阜城の近くです)そこで南米音楽について色々と教えてもらった。
カルロスアギーレのソロピアノ『Caminos』はサブスクにあるし買いそびれていたけど、店主の方の「南米音楽の楽しみ方の一つに、パンパ平原というモチーフをどう扱うかっていうのがあるんす。カルロスアギーレのこのアルバムの一曲目は自分、そんなかでも一番いいと思うんす」との言葉に触発され、まんまと買ってしまった。最近出た日本盤。
これが、すばらしいんですねえ。店のドデカイBOSEで聴いたからかな。なんともあったかい録音で、冬に助かりますね。
確かに、日本とかいう狭い場所にいると(特に都心にいると)、地理的なモチーフには疎くなりがちなんで、興味を持って「パンパ」を聞いてみた。雄大にスケッチされてる感じ。門外漢の僕は他のミュージシャンによるパンパ平原ソングをあまり多く知らんので(普通メセニーを追ってもアメリカ中部に詳しくならないでしょ?)、なんとも言葉足らずですけど、とにかく触れるもの、ありました。
何にって琴線にきまってんじゃねーかっすよ。
で、そこのCD屋さんは冬特集中で、寺尾さん属するバンド「冬にわかれて」やら、「フライトトゥデンマーク」(だっけ?白い雪積もってるジャケ)やらティグランやら置いてありました。
ハイエイタスカイヨーテがあんまり好きじゃなくて、スティーブマックィーンズが好きらしい。
明らかに偏屈でおしゃべりな店主。今後も通おうと思う。