人間ドックを受けている
国内某所、あまりにピカピカの施設。朝8時半から開始の苦行
なにより、昨日は休みだったのにビールの一本も飲めないというのがつらかった
なにはともあれ、無事に集合時間に間に合った
受付には綺麗な女性がたくさん並んでおり、やや怖かった
いまどきあるんだなーああいう受付って、感じ
順路案内はスマホが貸し出されて、タップしていくと次の検査が案内される。
まずはロッカーで着替える。極楽湯のロッカーとだいたい同じ。流れているピアノ(高音しか使わない)も。
採血から始まるが、まず待ち時間が長い。
おれ今日午後から普通に仕事なんすけど…。
仕事前には病院の近くにあったロイヤルホストでたらたらしたいんすけど…。
そして痛い
今までの採血の中でもかなり痛い方だった。
担当してくださった方が、なにか独り言を言っていたのも不安感を増大させていた
なんとか平静を保ち終了した。
まだ血止まってませんので、止血ベルトしておいてください
まだ血止まってないとか言わないでほしい。お疲れ様でしたーだけでいいのに
次が診察。つーか胸と背中に聴診器当てただけ。一瞬。
ここでの待ち時間で本エントリを書き始めた
ぼーっとしていたら次は脳MRI。これがすごい。
まず、映画でみたやつだーっていう興奮もさることながら、部屋中にビートが響き渡っているのだ
ブーンシャンブーンシャン
BGMは、南国チックなナイロンギターみたいな音が流れていたので、このツービートは機材の音なのだろう
映画「鉄男」(アイアンマンじゃないよ)のサントラみたいだった。
ただ、仰向けで7分間がきつかった。なにぶんわたしはあまりに乳首が弱く、仰向けになると検査着が素肌にあたってとても嫌なのだ
エロいことなどを適当に考えながらやりすごした
そして測定
身長体重血圧視力。まあ普通だが身長が思ってたより1センチ低かった
続いて超音波室で腹部エコー。
これはくすぐったさ地獄かと想定していたが、なんとか耐えられた。思ったよりはアヒャアヒャせずに済んでほっとした
最初にヌルヌルを塗られたときは、MM号の友達同士マッサージのあのスケスケになる服を思い出した
次は心電図。
消毒のために体を拭いてもらった際に、乳首もガンガン拭かれた為大変つらかった。力抜いてくださいねーと言われても無理だ もしかしたらウウッと声も出ていたかもしれない
その後は聴力、とくになにもなし。めっちゃ聴こえた気がする
胸部CT。待ち時間が長すぎる。あまりに長く、仮面ライダークウガのストーリーを1話から思い出す遊びをして、アギトまでいってしまった
そしてボス、バリウム。初体験。炭酸はおいしかった。バリウムは、勢いで飲んだ。げっぷをするなと言われて我慢していたつもりだけど、サイレントで口からのガス抜きみたいなのやっちゃった気がする
手すりを握ってぐるぐる回される。
富士急とかにあってもおかしくない。ええじゃないか、FUJIYAMA、ばりうむ。
眼圧検査。シュッ ウワッ 終了。
予定を2時間オーバーし、全検査を終えた。
結果としてはなんの問題もなし。ふーよかった。肺だけ心配していたので
まあアミラーゼはちょい高かったけど大丈夫
さて、仕事の時間が迫っている。なのに、着替えて受付で待っていても一向に呼ばれない。ついにはおれより後に戻ってきた人がどんどん帰っていってる
あのーすいません、そろそろ出ないといけなくて…
あっ、すいません、確認してまいります。
お客様、カルテは受付でお渡しになりましたか…?
はい…
そうですか、少々お待ちください…
あっもうあれでしたら、大丈夫です。もうお時間ですよね
あっはい、すいません、では、ありがとうございました
という気まずい別れだった。おしまい