先週、初めてA子さんの恋人という漫画を3巻まで買って、一気に続きを買い足して、読み終わった。
絵がきれいなのと、異常に日常描写が細かいのと、谷根千がそのまま出てくるから買った。そしたら、内容に引き込まれて、さっき風呂でぼろぼろ泣きながら最後まで読んじゃった
そうそう、買ったのは千駄木の往来堂書店。がっつり、A太郎がA子のデビュー誌を買った店ですね。
いや、つーか主役が阿佐ヶ谷に住んでるA子ちゃんと、谷中に住んでるA太郎って。マジ?びっくりだなあ
で、美大出て、泳ぎ方が分からなかったり、浅瀬に引き戻したり、砂浜で見ていたかったり、美大出身を芸術家と思ってたり、登場人物みんな最高だったね。
なんでこんなに自分の人間関係を知ってんだ??って感じで怖いくらいだった。でも、誰が読んでもそれぞれに重ねしろがあるんだろうなー。凄いなあ、物語の力
これを勧めてくれたのは割と最近の友達。それも良いよな。どこで何が繋がるか分からないね。
読みながら、今まで自分に関わってくれた色んな人をずっと思い出していた。みんなに連絡したい気持ちにすらなったけど、それじゃ意味ないなあと思って止めた。
でも、勧めてくれた君よ、おれにA太郎っぽいところ結構あるって言ってたけど、あんなイケメンしぐさしてないぞ。やっぱ、A君とヒロ君かな。や、確かにA太郎的に人を傷つけてもきたと思うけど。
そう、最終巻を読み終わって、風呂上がってから、おっきな音でスカート流してみたよ。良かったな。
ちなみにスカート澤部さんのお父さんの実家は練馬区早宮らしい。おれのふるさとのひとつ。