仕事が早めに切り上げられそうだったのと、妻が飲み屋に立っている日だったので、今夜暇だなーなどと考えていた。
1日だから新宿ピットインは渋さの日やんけ、と思い、かなりその気になっていたが、そういえばマークジュリアナが来てるってブルーノートのツイッターに書いてあったなと思い出したので、急遽表参道へ向かった。
人生で、暇だから突発で、と表参道に行ったのは初めてだった。
ジュブナイルな興奮のせいなのか、おれがウキウキで予約したブルーノートの席は2/2の1stだった。複数言語を巧みに操る凛としたスタッフさんが、受付で困惑する姿。情けなかった。
結局はブルーノートの器の大きさにより無事に入場できた。
アリーナ席、ドラム目の前。
マークジュリアナを生で見たのは、2015年ごろの、ジャズカルテット名義の来日以来。あの時の衝撃たるや、数分間のドラムソロでハイハットしか叩かなかったのだというエピソードをいまだに飲み屋で語るほどである
今回はシャイマエストロは帯同していなかったが、メンバーそれぞれ異常だった。4ビートでかなり王道ジャズっぽく進行しているのに、いきなりコンポが壊れたみたいな意外性の塊(それも爆音)が飛び交っていた。
ソロは1曲だけだったけど、ハイハット以外も叩いてた。おりんまで。
表参道に行くとなぜか歩きたくなる。青山だとか表参道を歩いている人に興味があるし、それになったふりをするのが楽しいからだと思う。
アルピーのD.C.ガレージと爆笑問題カーボーイをフルで聞き終わった後、学生時代の旧友と連絡を取り昔からずっと堂々巡りなコミュニケーションをして、楽しいような悲しいような気持ちで寝た。