VTRに乗るためにわざわざ隣町の図書館へ。
僕が住む地域の図書館は音楽に異様に強くて、ツタヤと同じような速度で同じような品揃えが入荷する。無料だし。
ボズ・スキャッグスとプリンスとジェイミー・カラムとエリカ・バドゥとレッチリ。
ボズスキャッグス以外は元から好きなミュージシャンで、補充として借りた。
ボズスキャッグスはやっぱりLowdownが白眉。ミーハーなので。
あと見た目が格好いい。ボウイといい、プリンスといい、それにストーンズやキッスもそうだけど、やっぱり音楽には見た目が大事だ。
音楽的要素、詩的要素、思想、ファッションが全て一貫していてそれらを表現しているミュージシャンのことを、アーティストと呼んでいいと思う。
だから、ミュージシャンのことをまとめてアーティストと呼ぶ風潮は理解できない。というかitunesが悪い。
別にミュージシャンがアーティストである必要なんてない。
アーティスティックではないけど優れたミュージシャンというのは無限に存在する。レッチリもそう。ビル・エヴァンスもそう。日本で言えば大抵の優れたミュージシャンはアーティストではないと思う。似たような服を着て似たようなことをインタビューで言っている。
アーティストとしてパッと思いつくのはYMOとソイル、上原ひろみ辺りだった。
とにかく今回借りた5枚は全て当たりだった。ヨーロッパの鉄道の中で聴き込みたい。
あと、ヨーロッパで読むための本も古本屋で調達した。
ベニスに死す/トーマス・マン
さらば愛しき女よ/レイモンド・チャンドラー
武器よさらば/ヘミングウェイ
一応ヨーロッパっぽいの読みたかったけど、さらば愛しき女よが100円だったのでつい買ってしまった。完全にアメリカだ。
あと谷崎潤一郎も最近読んでる。痴人の愛しか読んだことがなかったけど、春琴抄が素晴らしかった。今それでレポート書いてる。
でもせっかくヨーロッパ行って谷崎でも無いかな…笑