今、折坂さんの新作を聴いています。デニーズで。
凄く良いです。
今、このブログ見渡してもうすうす分かるんだけど、どうにも、ありきたりに言えば躁鬱みたいになってしまっていて、今日なんかはもう最悪なんですわ。
文章を書くのを一応仕事にしているけど、今の自分からは何も生産できないなってのが完全に分かる。
なんのやる気も出ないし、人に会いたいのに人に会いたくないな。そうすると、仕事をサボっていることに嫌気がさして、もう寝るしかないみたいな悪循環でさー！いや参ったね。
つって、もうただただ時間が過ぎるのだけ待っていて、そんなときに、あっ折坂さんの新作今日発売だ！と思って、配信で聴いてみたら、すごく救われた。
もともとはステキな人がステキだと言っていたから、間接的に聴き始めた折坂さんだったけど、今回は自分が求めて聴いたってかんじ。
シンラに記事が出ていたけど、折坂さんは表現者としてまず凄く信頼できるよね。上から目線なコメントで恐縮だけど、本当に、信頼できる。
これまで個人的には、弾き語りが良すぎるからバンド編成にしなくていいんじゃないかって思ってたんだけど、今回はアフリカパーカッションとか、4ビートにガットギターとか、ストンと来ましたね。乾いた音のピアノとギターの組み合わせが綺麗。
表題曲、平成は少し前にビデオが公開されていたけど、そのときは前にも書いたような、平成って言葉自体への嫌悪感が出ちゃって、そんなに響かなかった。
でも、アルバムになって聴いたらこれも凄く良い曲だな。インタビューで言っていた、ルーツのなさ、よりどころのなさ、共有しない時代、っていうのはやっぱりこの平成って言葉で表現するのがいいのかもしれない。
折坂悠太 - 平成 (Official Music Video)
『揺れる』という短い曲が入っていて、やっぱり震災をイメージする。アルバムで一番印象に残る曲だと思う。
『さみしさ』はアルバム後半でさらに目が覚めるような、強い曲だった。
折坂悠太 - さびしさ (Official Live Video at FUJI ROCK FESTIVAL 2018)
このアルバムを今通しで2回、曲で何回か聴いたところなんだけど、それまでと全然気分が違っている。ありがとう…ありがとう…ハンマバキ復活って烈なら言うね。
気分ってほんとめんどくせーっすよね。つきあいきれない。何とかして、良いところを保っていかないと、ゆかりもない地で一人で生きてる身としては、どこまでも落ちていきそうだな。
折坂さんの歌聴いてれば、ちょっと良さそう。
調子良いときは、スライとか聴いてさ。エブリデイピ－ポー
