our favorite things 2019いってきました。前夜祭だけね。
家から会場までクルマで20分もかからないので毎年気楽だ。
今年は初の二日間開催で、昨日はHALFBY→videotapemusic→折坂さん。
ビデオくんまではいろいろとモヤモヤした(最初から最後まで4つうちだったり、アルグリーンの名曲にガチャガチャうるさいドラムを混ぜるDJプレイ)(映像を使ってライブするビデオくんを昼間にオファーし、西日のせいで映像がまっったく見えないという主催側のアホさ)んですけど、
折坂さんが完全に予想外のライブをしていて、もうぶったまげ、ド肝を抜かれ、負けました。
今回は重奏セット(ウッベ、ドラム、エレキギター、キーボード、折坂さん)だったんですけど、ギターすんげかった…
開始の『茜』でバンドの安定感を見せてからの、『芍薬』でノイズギターギャンギャン入れて、キングクリムゾン(REDのころ)観てるのかと思った。あ、順番逆だけど、アルバムでは変わり種って感じだった『みーちゃん』もかなりエモーショナルに生まれ変わって、『さびしさ』は変なことせず真っ当に良くて、『道』『あさま』とグラッグラに心を動かされ、再びノイズギターの香りを漂わせた『よるべ』で終了
すんごかったなあ。コントラバスは要所要所で弓弾きもしてて、エレキギターもギターシンセ?で加勢して室内楽みたいにもなってた。
ドラムもピアニッシモでのブラシからボーナムばりのソロまで幅があったしキーボードはお見事職人芸…よるべのイントロのピアノなんて譜面は簡単だけどああは弾けないよねえ…
折坂さんって、自分の弾き語りでもじゅうぶん人の心をぶん殴れるような曲と歌の強さがあるのに、バンドになるとちゃんとミュージシャンで、「ライブ」って感じのライブやるのが凄いよね 無敵だ
今回はパーカス宮坂さん(折坂バンドの華)はいなかったけど、その代わりに変幻自在のギターに釘付けになった。これは多分彼も自覚的で、折坂さんは自分以外にスターを作るのがうまいんだろうなあ
ビデオくんと対バンがあるらしいので行きたいな