先週くらいにネットで話題になっていた『私を構成する9枚』、字面がダセーからやりたくねーなどと言いながら陰で羨んでおりました。ちなみに一週間かかったというこの記事タイトルは勿論嘘であり、ここのところブログを更新していなかったのは色々あったからです。すみません。とりあえず画像加工アプリとかいうものを人生で初めて落とし以下のコラージュを作成してみました。
いやあ、字面もダサければ選んだ9枚もなんともいえない。俺ってこんなんだっけ?などと溜息をつきそうになりましたが、でも3時間ほど考えた末に素直に選んだのがこれだったのです。
順番に軽く触れます。
David Bowie / Low
- アーティスト: David Bowie
- 出版社/メーカー: Virgin Records Us
- 発売日: 1999/08/26
- メディア: CD
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まずボウイのどのアルバムを選ぶかで3時間のうち2時間50分ほど使ってしまった。ジギーもヒーローズもヤンアメも本当に好きだけど、どうしてもひとつと言われればやっぱりロウかなあ。大好きなサウンドアンドビジョンも収録されているA面のキャッチーなナンバー、そしてB面への流れ。ワルシャワをはじめとする幻想的・退廃的・意味不明な言語・などなど非常に実験的でありながらアルバムとして綺麗にまとまっています。
東京スカパラダイスオーケストラ / FULL-TENSION-BEATERS
- アーティスト: 東京スカパラダイスオーケストラ,岡田陽
- 出版社/メーカー: エイベックス・トラックス
- 発売日: 2000/07/26
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10代なかばの頃はひたすらスカパラを聴いていました。今では可愛さ余って憎さ500倍と言った所でありまして最早カラオケバンドとなってしまった現スカパラには何もコメントできない。しかし青木さん・ギムラさん・冷牟田さんがいたころのスカパラの魅力は色あせません。このアルバムはASA-CHANGやギムラ、青木さんを失ったスカパラが冷牟田さんを軸に据えて再出発した作品。複数のメンバーの死や脱退を超えてなお力強く演奏するエネルギーが半端ではないです。男らしいルードなスカからインナセンチメンタルムードに至るまで完璧な空気作り。かっけーなー。
山下達郎 / JOY
- アーティスト: 山下達郎
- 出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン
- 発売日: 1999/06/02
- メディア: CD
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名盤中の名盤。山下達郎なんてバラードばっかりだし云々、声が云々、顔が云々などと言う人が稀におりますがとりあえず土下座しながらこれを聴いてくれ。このアルバムはライブ音源を色々集めてきたものなので曲によってバンドメンバーが異なりますが、ドラムとベースはほぼ固定。僕は伊藤広規さんにベースの魅力を教わったと言って良いかもしれません。
SOIL&“PIMP”SESSIONS / PLANET PIMP
- アーティスト: SOIL&“PIMP”SESSIONS
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2008/05/21
- メディア: CD
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ソイルも勿論9枚のなかに入ります。どのアルバムにしようか、というかソイルよりJ.A.Mのほうがいっぱい聴いたかも、うーむ、などと考えましたがやはりここはPLANET PIMPで。それまでの荒々しいサウンドから一転、聴きやすい音作りに変わったアルバムであり、ソイルの作品の中でも異色かもしれません。秋田ゴールドマンのベースは音色に温かみが増し、みどりんのドラムは重心が低めになり、あの殺戮のテーマに至ってはこんなにおしゃれになった。
ソイルは確かもうすぐアルバムリリースですね。ペトロールズとの対バンのチケットを入手しているので滅茶苦茶に楽しみです。
Prince / The Hits
まずなによりも、ベスト盤ですみません。なにぶんここからプリンスに入ったもので…。でもとにかくカッコいいですね。プリンスに感動するたび、かっけー!と衝動的にブログに書いてきました。Why You Wanna Treat Me So Bad?とPink Cashmereはこれからも一生聴き続ける曲になると思います。これからも元気でいてください、殿下。
The Beatles / Abbey Road
説明不要。もうすぐジョージの誕生日です。
Jamiroquai / Dynamite
ジャミロ、そういえば前はいつも聴いていた。特にこのダイナマイトというアルバムは僕の好きな音楽セレクションと言った感じにチャラい選曲、チャラい演奏。これを聴けば人類皆ジャミロファンになるでしょう(そして3年くらいして全く聴かなくなるでしょう)。
GRP-ALLSTAR-BIGBAND
GRPオールスター・ビッグ・バンド・プレイズ・ジャズ・スタンダーズ
- アーティスト: GRPオールスター・ビッグ・バンド,エリック・マリエンサル,ネルソン・ランジェル,アーニー・ワッツ,ボブ・ミンツァー,トム・スコット,アルトゥーロ・サンドヴァル
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック
- 発売日: 2014/07/23
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中学生くらいの時にずーっと聴いていたアルバム。懐かしいなあ。このドナリーがかっこよすぎて、本当に格好よくて、ジャズって良いなあ~と思い始めた人間です。そして今見るとメンバーに隙が無さすぎる 。ランディ・ブレッカーとかいるのがなんだか嬉しいですね。そしてライブの時にはチックコリアも参加していた化物バンド。そりゃかっけーわ。こんなバンドにいたマリエンサルと共演できたんだなあと考えると、僕の大学生活もなかなかどうして悪く無いです。
Bill Evans / Waltz for Debby
- アーティスト: Bill Evans,Scott LaFaro
- 出版社/メーカー: Ojc
- 発売日: 1990/10/17
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説明不要。ジャズは黒さや緊迫感だけではない。
という感じですが、その他候補にあげていたのはZEPの『How the West Was Won』とか上原ひろみとか電気グルーヴとか、はっぴいえんどとか森は生きているとか、ボブジェームスとかチェット・ベイカーとか、ストーンズとかキッスとかです。こう考えると、意外とファンクは個人として凄く聴きこんでるわけじゃないのかもしれない。なんか残念だ。ファンク以外にも、エレクトロニカとかシティ・ポップも入ってこなかった。
こ、これが自己分析か。じゃあ、これがエントリーシートだ。