読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

二輪と深夜とロックンロール

ジャズとロックとバイクと喫茶店とそれらが出てくる本が好きです。元『東京文系大学生』。

楽器を盗難された際の警察の対応がクソだったこと②

前回の記事で、紛失した楽器の在り処が判明したところまで書きました。

概要を書くと、
・楽器は交番に届けられていたが、警視庁が遺失物届けとの照合を怠り、保管期限を過ぎて拾得者に所有権が移った
・拾得者は僕の楽器を楽器店に売却した
ということです。
 
楽器を買い戻すことは覚悟したうえで、この事態を招いた警視庁の拾得物管理について直接コンタクトを取ることにしました。
 

警視庁とのやり取り

まず警視庁の当該課へ電話をかけたところ、流石に受付の電話番は事態を把握していなかったため、遺失物届けと拾得物の照合を管轄している方に繋いでいただけることになりました。当時を思い出しながら今こうして記事を書いていますが、この後度々行われた警察との議論はほとんど中身が無かったと言ってもいいレベルのものです。
こちらが「本来の業務を『普通に』行っていれば、楽器は3ヶ月も放置されず、私に連絡が来たはずではないのですか?」と問えば、「それはそうですが…」などと答え、「それでは警視庁側に責任があることを認めていただけるのでしょうか?」と問えば、「私どもは決して業務を怠っていたわけではなく、云々」などと答えます。当然、「怠っていなかったのならば何故あの楽器が僕のものであると分からなかったのですか?」と聞きますが、「誠に残念です」など。頭おかしいんじゃねーのか。
 
僕が求めていたのは、警視庁が自らの非を全面的に認め、責任をもって事態の収拾をつけることでした。具体的に言えば、
 
・担当者個人から口頭で、ではなく、公式に謝罪をすること
・拾得者へ所有権が移行したことは警視庁のミスであった以上取り消させた上で、楽器店への売却(勿論これは拾得者と楽器店の間で正当に行われたものではあるけれども、その上で)も根本的に成立しないものであることを示し、楽器の所有権を僕に戻すこと
 
でした。
 
その旨を伝えても、担当者は本当に、文字通り、モゴモゴと口ごもるばかりで話になりませんでした。そして、「組織としての決定になるので私の一存では動けない。上に伺いを立ててからまた連絡する」と言って、日を改めて連絡を取ることになりました。
 
 

同じことの繰り返し

「上に相談しましたが、あなたの要求には応えられないとのことでした。申し訳ありません」と言います。

つまり、警視庁としては責任を認めないということですね。では一体何が申し訳ないんでしょうか。
「落ち度はなかったと主張しながら、何について謝罪なさっているんですか?」と聞かざるを得ません。
「ご迷惑をおかけしたことについて、申し訳なく思います」などなど。
 
話が全く噛み合わない。そんなことを繰り返しているうちに、担当者の方と電話ではなく直接話すことになりました。どこか外で会うつもりだったのですが、僕の家に直接来ると言って譲りません。今考えれば、警察の人間が外で頭を下げることを嫌ったのかもしれません。
 

自宅での話し合い

果たして、電話が対面に変わったからといって、場所が自宅だからといって、何が変わるわけでもありませんでした。二人組でいらっしゃった担当者の方は、何かを追及されれば
頭を下げます。謝罪するということは非を認めることであり、それなら然るべき対応を取っていただけるのか、と言ってもそれは無理だと答えます。
電話の段階から強く感じていましたが、担当者の方は自ら(の部署)のミスによって僕の楽器が他人の物になってしまったことを認めていました。しかし、警察という組織は頑なにそれを認めようとはせず、担当者に謝罪させることで事を穏やかに終わらせようとしているのです。そのため、お互いの会話は全く成り立たない。
それを指摘し、対応を変えさせようと何度も試み(同じことを何度も話し)ましたが、議論は最後まで一ミリも進みませんでした。

 

諦め、楽器の買い戻し

内容的には始まりもしなかった話が終わり、担当者の方が帰られたあと、僕は途方に暮れていました。重要な職務についていながら怠慢が横行し、自分のミスは秘密裏に処理しようとする腐った組織。その事実は揺らぎもせず、そして改善もされず、終わってしまいました。
もちろん裁判に持ち込む手もあるとは考えましたが、数え切れない回数の電話、そして対面での議論を経て、はっきり言って疲れたというか、惨めな気持ちになっていました。
 
そして、楽器店へ行き、自分の楽器を買い、兎にも角にも無事に楽器を取り戻すことができました。
 
という経験だったのですが、今読み返してもなんだか「これマジ?ウソじゃねーの?」と言われてもしょうがないような、フィクションじみた話に見えます。それでも、警察(少なくとも警視庁の拾得物関係部署、そして千葉県警の交通課)が腐っていることは事実です。
 
とにかく、大切な物を持ち歩くときには目を離さないことが大事ですね…。
そしてもし紛失してしまった時は、前回の記事に書いたような対処法を取ってみてはいかがでしょうか。間にどんなプロセスがあるかはわかりませんが、発見することは出来るかもしれません。
お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
関係ないけど今日はすげー天気いいですね。フルフェイスヘルメット買いに行きたい。