ついに、ガールズバーのブログに登場してしまった。
昨夜市内のガールズバーに行った。仕事仲間4人で中華を食って、紹興酒をたらふく胃に入れてから行った。
ただのガールズバーではない
おそるべき露出度のバニーガールなのだ
真っ赤な壁の店内だが、目に入るのはとんでもない肌色だ。
僕らはたびたびそこに行っていたけど、昨日は紹興酒パワーもあって、調子に乗ってしまった。
ついてくれた女の子に意味もなく酒をおごり、意味もなく指名し、意味もなく延長した。愚か極まりない。
会計は一人頭2万円。本当に金がない。使える金が10万を切ってしまった。会社員なのに。
だけど、今朝、昨日指名した女の子からラインが来ていた。
「お兄さんのこと、ブログに書いたよ(ハート)」
なんだって?
店の、女の子紹介ページの、あのブログに俺が?
そもそもあのブログをボクは愛している。行きもしない風俗の嬢ブログもたまに見ている。あの旧時代的な乾いた空気感がたまらない。
アイモード時代のようなレイアウト。
原型をとどめていないモリモリ写真。
意味など全くない日記内容。
ウッドストックに熱狂するかつてのヒッピーのように
ボクは風俗やガールズバーのブログに心酔することができる。
そこに、確かに自分が居た。
「昨日の優しい優しいお兄さん」
「体に良いたばこがあるらしい!笑」
うれしい。うれしい。
体に良い煙草なんかあるわけねーだろバカ。そう言いつつもほほえんでしまった。
昨日話した女の子は決して馬鹿そうではなかった。たぶん、ブログ用の人格だろう。ブログでは、煙草の話も信じたふりをしなければいけないんだろう。
美しい文化。
昼と夜だけでなく現実とブログの間も行き来するガールズバーのバニーガール、ただただ格好いいぜ。