高橋幸宏が亡くなったニュースとともに起きた。
きょうは仕事が早かったのもあって、うまく集中できず、頭が混乱した。
何時間か経って、ぼーっと考えると、この感覚はやっぱりデヴィッド・ボウイが死んだ日のアレに近い。
1月10日と1月15日。
完璧な完成度の遺作もある。正確にはアーテムは遺作ではないけれど。
アーテムの最後2曲。これは初めて聴いたときから、正直言ってあまりに死の予感がしていた。
初めて高橋幸宏を好きになったのはたぶんスカパラとのwatermelonだと思う。
あの時代の、洒落ててふざけていてクールな大人たちに憧れたな。
METAFIVEの立ち上げはもう7年前らしい。
メタのライブは未だにおれのなかで一番感動した音楽体験だった。
タイトなビートと、会長の愛称が似合う貫禄と、変わらない洒落っ気があった。
7年も経ったら、人は死んでしまうのか…。そういうものなのかー。