日暮里の談話室ニュートーキョーにて。
昨夜はたまたまサッカーワールドカップのブラジルクロアチア戦を見て、思いの外PKまでもつれ込み、就寝は3時を回った。
であるからきょうは10時頃にやっと起きた。11時かもしれない。
細々とした仕事の連絡を返しながら、15時すぎには谷中のギャラリーまで歩いた。職場の同僚?先輩?が展示を開いているから。
道中で、また職場の後輩?部下?な大学生たちとすれ違ったりなどしつつ、ギャラリーでは諸々雑談しつつ、出てからは谷中銀座をふらっと歩いたりなどしつつ、今に至る。
会田誠の『性と芸術』を一旦読み終わった。
彼の、ポップな作風の裏にある芸大生的なインテリジェンスはいつも魅力的に見えてしまう。その程度の美術音痴のおれだけども、この本はやっぱ面白いな。
色々あるけどいまはまとまっていないので、要点のみ。
つまり、自分(というのはこのおれのこと)が今生きていることの意味、には二面性がある。
自分が何を為すかと、自分が生きている現在の社会をどう捉えるか。
会田誠はその両立のバランス感覚が優れているんだろうなー。美術家だから…といえばそうかもしれないけど。
多くの人は、二面性のうち後者がたぶん弱い。
例えば日本を軸において今、を考えるためには、その人の幼少期に遡り、親世代に遡り、戦前に、明治に、江戸に、までは少なくともかかるだろうけれども、やっぱりおれら世代が直感的に考える「すべての始まり」って、親世代の青春なんじゃないかな。
おれの妙な1970年代愛は、たぶんそれで説明がつく。
とか書いているうちに19時を回った。
きょうは町人という居酒屋にいます。都志見くんが帰ってきているからね