菊地成孔の新刊読み終わった。
去年末、ピットインでライブ見たときに語っていたような、2022年を覆った災難が書かれていて面白い。
靭帯損傷、カレー食って火傷、歯医者言ったら歯の再建手術、サックス吹いたら歯茎崩壊、とか。
でも面白かったのはやはりピットインとの物語で、鈴木さん(店長)とのやり取りとか、坂田明が楽屋でブチギレたことなど。すんごいなあ。
スガダイローかっこいい。
最終的には、大衆を無意識下で扇動する「なにか」、そして対抗手段としての純粋な「怒り」、という話でした。
ビュロー菊地チャンネル登録解除しちゃったけど、また読みたいかもと思った。
次は何を読もうかなと思い、本棚から適当に井上ひさしの花石物語を取った。
文体がいいよね。
そしてさっき仕事から帰り、たまたまフジコ・ヘミングの革命がラジオで流れたので、
帰宅早々、半年ぶりに電子ピアノの電源を入れて、「月の光」と「ノクターン遺作」を弾いてみた。
どっちも終盤がもう弾けなかった。革命は、むかし取り組もうとしてどうしても無理で、それでピアノを完全に辞めた思い出の曲である。